「ホドロフスキーのサイコマジック」グッズ売切れ間近ですよ奥さん!

2020年6月12日公開、アップリンク、シネマカリテ他。ドキュメンタリー映画なんですね。もうそろそろ映画館で観てもいいよね!それにしてもホドロフスキー監督はすごいな!何者なんだ!癒す力が半端ないっす!




男前だな。

オンライン上映は4月からしてましたが、劇場で観たくてじっと待っていた自称ゆるい映画ライターのモグモグです。

年齢は記号でしかないと思うけど、この男前監督は1929年生まれですよ、奥さん。2020年現在、自伝第三部となる『エッセンシャル・ジャーニー』を製作中とのこと!!

(ちなみに第一部は『リアリティのダンス』、第二部が『エンドレス・ポエトリー』

Tシャツ各4,950円、売切れ間近ですってよ、奥さん!


「ホドロフスキーのサイコマジック」ストーリーはドキュメンタリーなので脚本はあってないようなものですよ奥さん!

公式サイトはこちら

『サイコマジック』とはホドロフスキーが考案した心理療法の手法。映画のなかで10パターンのサイコマジックの様子が観られます。どこかで似たような手法があるような気もするけれど、観ていてつくづく思うのは、人の数だけ悩みはあるなということと、殆どの悩みは自身の幼少期に受けた感情や、家族の問題が大きく関与するのだなということ。

『精神分析は言葉で癒し、サイコマジックは行動で癒す』とホドロフスキー監督は唱えていますが、彼の口から出てくる一つ一つは詩のようでしたね。療法を受ける人々も皆、詩人のように言葉を紡ぐな~と観ながら思いました。

実際の『行動』はどれもエモーショナルでセンセーショナル。平たく言うならどの行動もヤバいっす。




「ホドロフスキーのサイコマジック」行動する心理療法ですよ奥さん!

前作では衣装デザインを担当していた監督の妻パスカル・モンタンドン=ホドロフスキーは今回は撮影監督として参加。

過去に行った療法の様子や個人の療法以外に、社会を巻き込んで行う大掛かりな療法まで、多種多様なパターンが映画では観ることができます。

監督のサイコマジックの手法がこれまでの映画のなかでもあらゆるシーンで用いられていることが今回の映画で解り、腑に落ちたというか、ただのアート映画ではなかったのだなと。

『サイコマジック』のベースはアートであると監督も言っています。




「ホドロフスキーのサイコマジック」上映館情報はこちらですよ奥さん!

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これは海外版の映画ポスター

2019年の愛知トリエンナーレでも『サイコマジック』の手紙が展示されていたのですね。

もう一回観に行こうかな。



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