「ヤクザと憲法」東海テレビのドキュメンタリー映画2年後 人権てなんだ?その後の組員たち

2016年お正月に公開、東海テレビ制作の劇場シリーズ第8弾です。ヤクザの子供は保育園から入園拒否⁈ 銀行口座が作れないから子供の給食費が引き落とせない⁈ 法の下に平等?不平等?ヤクザに基本的人権はありやなしや。あれから2年!




「ヤクザと憲法」ヤクザの日常、知りたくない?あれから2年!川口和秀会長は?組員たちのその後は?

こんにちは!産後でもないのに最近抜け毛がハゲしい自称ゆる〜い映画ライターのモグモグです!やっべーぞ!

東組 清勇会会長の川口和秀氏 髪ふさふさです

ちょっと・・川口和秀会長、男前すぎやしませんか!

昭和28年生まれの巳年の68歳ですよ。(2021年現在)

見えない!若い!やっぱり髪って大事!

観客動員数が1万人でヒットと言われるドキュメンタリー映画の世界で、この「ヤク憲」は約4万人だったそうです。(ちなみに、同じく東海テレビ制作のドキュメンタリー映画で樹木希林さんがナレーションの「人生フルーツ」は異例の25万人超えだそう!)

ヤクザと言われても普段ニュースの世界でしか見聞きする機会がないですしね、やっぱりみんながどこかで気になっている存在なんでしょうかね。そんな特殊な世界を100日間密着し、ヤクザの日常、ヤクザが現在置かれている現状、そして苦悩を写し取ったドキュメンタリー映画です。

川口和秀会長の事件は本にもなってる!



「ヤクザと憲法」組員逮捕!減り続けているヤクザ人口 とその後

暴力団対策法、暴力団排除条例が布かれ、ヤクザは全国で6万人を割った。この3年で2万人が組織を離脱した。しかし数字だけでは実態はわからない。ヤクザは、今、何を考え、どんな暮らしをしているのか? 大阪の指定暴力団「二代目東組二代目清勇会」にキャメラが入る。会長が15年の実刑判決を受けた殺人事件は暴対法のきっかけだとも言われる。組員の生い立ちとシノギ、部屋住みを始めた青年と実の子のように可愛がるオジキ、そして、組員の逮捕、家宅捜索の瞬間がやってくる…。会長は「ヤクザとその家族に人権侵害が起きている」と語りはじめた。ヤクザと人権…。一体、何が、起きているのか?

     (ヤクザと憲法公式サイトより)

暴力団対策法制定のきっかけになったともいわれる、一般市民が巻き込まれて死亡した組員が起こした事件(キャッツアイ事件)の首謀者として川口和秀氏は逮捕、22年の服役を終え2010年に出所します。22年て!!赤ちゃんが大人になる時間だよ!

暴力団としては大きくない組織で、構成員も高齢化が進んでいるように観ていて思いました。組に入りたてのような若い男の子(松山尚人氏)が映っていましたが、後に強盗未遂事件を2度起こし逮捕、実刑判決を受けています。組からも絶縁されてしまっています。引きこもりだったその青年は高校を中退し組の門を叩きますが未成年だったため帰され、成人してから再度組を訪れるという、憧れて入った世界に今でも戻りたいと思っているのでしょうか・・。どこかで居場所を見つけて頑張ってほしいな・・。

2018年には清勇会の若頭も暴力行為等処罰法違反の疑いで逮捕されています。


「ヤクザと憲法」ヤクザになるメリットデメリットとその後の組員さんたち!

反社会勢力として一般社会で生活するにはなかなかにハードルが高い時代。「ヤクザは不動産を持つことが出来ないから、すぐにお金に換えられるいい車に乗っていい女を周りに置く」と何かで聞いたことがあります。そもそもヤクザが一般市民としての生活を望むことがおこがましいのでは?と考える人もいるでしょう。

どこにも行き場のない若者が組に身を置き、そこで居場所を見つけ、しつけられ、稼ぐ手段に問題はあれど、今後そのような若者はどこに自分の居場所を見つければいいのでしょうか。



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