映画「リトルウィメン」エマ・ワトソン出演で若草物語を再び映画化

不朽の名作『若草物語』を2019年版の映画化です。これまでに幾度と映画化されてきた今作ですが、女性監督が描く今までとはまた違った「リトル・ウィメン」の魅力が溢れていると思います。

若草物語は漫画『ガラスの仮面』で知り、原題が「リトル・ウィメン(Little Woman)」ということも知らなかった自称ゆるい映画ライターのモグモグです。紅天女はどーなんの!?


劇団つきかげの第一回公演作品が「若草物語」。『ガラスの仮面』やっぱサイコー!


「リトル・ウィメン」エマ・ワトソンは姉妹の何番目の役か!?

ルイーザ・メイ・オルコット原作の『若草物語』、北島マヤは身体の弱い三女のベス役でしたが、エマ・ワトソンは美しくも保守的な長女のメグ役です。次女のジョーがメインになるのがお決まりだと思っていたので、エマ・ワトソンは長女役なんだなーと不思議に思いました。そのジョーにはシアーシャ・ローナン、監督がグレタ・セレスト・ガーウィグなので、同監督の2017年公開の「レディ・バード」で主演を務めたシアーシャ・ローナンと再タッグを組んだのでしょう。

『若草物語』は古くは1917年に映画化で、ここ最近では1949年、1994年に映画化されています。女優の変遷が興味深いですよね。1933年にはキャサリン・ヘップバーンが、1949年ではエリザベス・テイラーが出演しています。

1949年

1994年はウィノナ・ライダー、スーザン・サランドン




「リトル・ウィメン」エマ・ワトソンとあらすじ

南北戦争時代、父が黒人奴隷解放のため北軍の従軍牧師として出征し女ばかりとなりながらも、慎ましく暮らす一家の約1年を描く。父の無事と帰還を祈り、優しく堅実な母親に見守られ、時に導かれ、マーチ家の四人姉妹メグ、ジョー、ベス、エイミーは裕福ではなくとも明るく仲睦まじく暮らしている(もっとも、これはこの家族の豊かな時代に比して慎ましいのであって、実際には中流階級の家庭である)。家庭に起こる楽しい出来事や悩み、事件、そして大きな試練が姉妹達を少女から「リトル・ウィメン」へと成長させる。Wikipediaより

『若草物語は』1868年に刊行された原作者の自伝的小説なんですね。そしてジョーが著者本人をモデルにしているそうで、話の中でもメインになるのは当然の流れです。

これまで数多く映画化されてきた作品だけに、ストーリーも知られているし、俳優の違いだけではなく演出の差で監督はオリジナリティを表現しないとですよね。

グレタ・ガーウィグ監督は(ちなみに女性監督です)時系列を変える演出にしたようです。

2019年12月25日にアメリカで公開予定だそうで、日本での公開が待たれます。




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